緑の地球ネットワークさんは、中国の黄土高原(山西省大同市)の砂漠化した地域で、
現地の方々と協力して、緑化活動をしていらっしゃいます。
スタッフの東川さんにお話をお伺いしました。
どのようなきっかけで活動されるようになったんですか?
「あるとき、「中国の砂漠を緑化する」という新聞記事に目がとまったんです。
一般の人たちが熱い思いをもって取り組もうとしている姿に、なにか、
ロマンを感じて、しばらく記事の切り抜きを持ち歩いていましたね(笑)」
黄土高原って・・・、どんな風景なんですか?
「日本の子どもに山の絵を描いてもらうと緑色で描くと思うんですが、
中国の子どもは茶色で描くんですよ。木がなくて砂漠や岩の色なんですよ。」
えー!山が茶色・・・なんですね。
「昔は空気もよくて水も緑もあったそうですが、もともと降水量が少ないところで、
人口が増えすぎて木を切りすぎてしまい、砂漠化してしまいました。
でも、ちょっと手をかせば、緑が戻ってくるんです。
現地の一角を植物園として管理して10年になりますが、数年前から日本の山と
同じ風景が見られるようになっています。」
現地でのワーキングツアーでは実際に植林されるんですよね?
「見栄えだけでむりやり植えるとすぐ枯れてしまうので、専門家の協力を得て、
植えるべきところに植えていきます。作業していると、現地の子どもたちが来て、
水を運んで手伝ってくれたりもします。日本からは、幅広い年齢層の方に参加
していただいています。」
人々の暮らしと自然環境との共存、ですね。
現地の方にも、また私たちも考える必要のあるテーマだと感じます。
次回のワーキングツアーは、2010年4月を予定されているそうですね。
「実際に体験してみて、その空気、その土を感じてみて、はじめてわかります。
ネットだけではわからないです!ぜひみなさん参加していただきたいですね!」
左から、(インターン関川)、河本さん、太田さん、東川さん
ありがとうございました!
おじゃまさせていただいたのは、
認定NPO法人 緑の地球ネットワークさん
TEL:06-6576-6181
住所:大阪市港区市岡1-4-24 住宅情報ビル5F
0 件のコメント:
コメントを投稿